着なくなった大量の着物はネットで買い取り

体験談

40歳・在宅で仕事をしている主婦です。
20代の頃に日本舞踊を習っていた私の手元には、その時に集めた小紋やお師匠さんや祖母から譲り受けた訪問着が何着かありました。
お稽古用としてだけでなく、着物自体が好きだったこともあり、同じく着物好きの友人とアンティークの着物を買いに行ったりして洋服を着る感覚で楽しんでいました。
そうこうしているうちに、手持ちの着物の数もかなりの点数になっていました。

しかし、結婚して子供が生まれてからは生活が激変。
日本舞踊も辞めてしまったので、着物とはすっかり縁遠い生活になってしまいました。
久々に袖を通してみようと思い立ったのは、長女の卒園式直前。
勢いづいて帯や草履を買い足したりしたのですが、結局着ることはありませんでした。
やはり、小さい子供がいながら美容院で着付けしてセットするのは時間的にも経済的にも大変だと途中であきらめてしまったのです。
せっかくきれいに着つけてもらっても、午前中の卒園式が終わったら早々に脱がなければならないのが、なんだかもったいない気がしてしまって…。
また、下の子がまだ小さく、せっかくの着物を汚されては大変という思いもありました。
そんなことがあっても、着物が好きなことには変わりありませんでしたから、手放すことは考えていませんでした。

しかし、そんな考えも新居への引っ越しを機に変わりました。
引っ越し先のマンションは、収納スペースがかなり限られていたのです。
子供の衣類も成長と共に増えてきており、段ボール何箱分にもなる着物や用品一式は真っ先に処分の対象になりました。
また、20代の頃に気に入っていた着物の何着かはあきらかに似合わなくなり、正絹の着物の中には劣化が目立つものがあったのも理由です。
虫干しもしていませんでしたし、きちんと保管できていなかったので仕方ありません。
それでも、愛着がある着物も多く、捨てるのは忍びなかったので、ネットで業者を調べて買い取ってもらうことにしたのです。
梱包用の段ボールや荷札など、すべてセットで送ってくれる買取サービスに着物一式を送付しました。
それなりの価格で買った着物や小物も含まれていましたし、何より点数が多かったので期待もしていたのですが、買取価格を聞いてガックリ。
価格はあってないようなものでした。
買取価格に不満がある場合は、送り返してもらうことも可能なサービスでしたが、引っ越し時に荷物を増やすつもりはなかったのであきらめました。

今、手元に数点ある着物は、それまで保管に使っていたプラスチックの衣装ケースから桐ダンスに移し、たとう紙に包み大切にしまっています。
子供達の小学校の卒業式で着られたら…という思いがあってのことですが、どうなることやら。
やっぱり、当日はバタバタして着付けに行くなんて無理!となるかも知れません。
着物で式典に参加するお母さんに憧れるけれど、色々と余裕がないと難しいですね。

そんな私にとって、目下の悩みは亡くなった義母が遺したたくさんの着物たち。
若い頃オシャレだった義母は着物が好きだったようで、桐ダンスいっぱいに着物や帯がしまわれていました。
しかし、体型も好みもまるで正反対の義母と私。
ひとつひとつ目を通しながら、袖を通す機会はなさそうかも知れないと悟りました。
義理の妹も着物を着る機会は全くないということで、形見分けもなさそうです。
とはいえ、義母が遺してくれた数少ないものですから大切に扱いたい気持ちもあります。

また同じように買取サービスを利用するか、そのまま処分してしまうか決めかねて数か月。
やはり捨てることは出来そうもないので、近くのリサイクルショップに持ち込むかネットの宅配買取サービスに引き取ってもらうことになりそうです。

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